ホンダ塗装では見積もり以外にも【塗装の相談無料】ということもやっています。
小さな会社ですからそんなに沢山の問合せが押し寄せるわけではいのですが、
まとめると様々な問い合わせが来ます。

その中でも、最近めちゃくちゃ多くなっている内容があります。

「○○って業者が来ました」「どうやって会社を選べばいいですか?」
などといった内容です。

個人的にも知人から
「訪問業者が来てオイシイ事言ってるけどどうしたらいいかな」
と聞かれる事も多くなりました。

その中でも言葉巧みな営業を紹介しますのでみなさん気をつけて下さい。

「モニター対象のお宅となりますので半額にて施工します。」

「この地域に2件だけのおためし特別価格で施工します」

「今、契約すれば半額になります」

といった、「即契約」を促す営業。

先に言います。99.999%疑って下さい。

良く考えて下さい。電気量販店や生鮮スーパーなどで「半額」という販売は、
他の商品や次回のお買いもので割引分の利益を出す事も可能ですから大きな問題はありません。
塗装などの工事の場合、そのモノだけの価格ですし、次回は数十年後となります。

仮にそれなのに半額にしたら大赤字間違いないです。
冷静に考えてありえない事だと理解できます。

もしできるとしたらと可能性を探れば「見積りの金額」がおかしいとしか考えられませんよね。
「塗料を安くすれば可能では?」と思いがちですし、そう言ってくるお客様もいらっしゃいますが、
塗料のグレードを下げたりして安価にするとしてもそんなに大きな価格差が出るものではありません。

塗装(塗装だけではないですが)では、材料代以外に大きな比率を占めるのは「人件費」です。
実際に施工する人の手間賃が必要になるので「材料で格安に」なんて夢物語です。
もしできるとしたら。。。
人件費を安くした分だけ大幅にカット、上記の場合なら人件費も半額です。
皆さんなら10000円/日を5000/日で作業やります?やりませんよね。。。

さて、最初から話に出てきている「訪問業者=営業」ですが自社で施工する業者はほぼ皆無です。
ほとんどの業者が仕事を取る事を生業にしている「営業」です。
仕事を契約したら、塗装を生業にしている業者へ丸投げします。
ひどい時には請けた業者も下請けや孫請けに依頼することも当たり前に行われています。

「○○リフォーム」に依頼した工事なのに「㈱××塗装工業」「△▲塗装」が工事に来ています。
試しに来ている作業員さんにお茶を出す時に
「○○リフォーム(お願いした会社名)さんの○○さんは・・・」なんて聞いてみたら
「○○リフォームの○○さんは知らないんですよね」なんて返答が返ってきますよ!

こう言ったら身も蓋もないですが、
実際に施工する我々末端の業者の価格が基準となっています。
間に挟まる業者が多くなればなるほど価格は高くなるものです。
その価格を叩いたりすれば施工する業者にしわ寄せが行き「手抜き工事」という構図になってしまいます。
それでも、提示価格の半額ではどこの業者も施工はしませんのでその見積額が間違っているということになりますよね。

施工する立場として回答しますが「塗装で安く仕上げる方法は?」
と聞かれたら、「材料を安く」「手間作業を省く」くらいしか答えることができません。
ほぼ「工期(人工数)」と「価格」は比例することになります。
これを切り崩すと言うのは、「工期を短く」か「人工費を削る」しかありません。
と言う事は・・・
「手抜き」か「未成熟の人を使う」
しか価格を安くする方法は無いのです。
ですから、「適正の価格を知る事」と「無理やり値切らない」事が失敗しない工事業者を選ぶポイントとなりますね。

もちろん、「もう少し安くなりませんか?」と信頼できる業者へ聞くのは絶対にやって下さいネ(笑)


nuruhito